甥と猫の話
兄貴がたまに嫁さんと甥を連れて遊びに来るんですよ。
甥は今年の秋頃に2歳になるくらい。今は一人で歩けるようになって、うちに遊びに来たときは家の中を中々しっかりした足取りで歩いたりするようになりました。
言葉も片言ながらいくつか口にするようになり、子供の成長は早いもんだなと実感する次第です。
兄貴の嫁さんの実家には犬が居まして、甥はその実家に頻繁に預けられ犬とも遊んだりして慣れているのか、動物を怖がったりしないようです。
そんな甥ですので、うちの猫にも興味があるらしく、
「ニャンニャン!」
とか言いながら猫を探して、短い脚でペトペトと歩き回ります。以前来た時に猫が居たのを覚えているんですかね。
なんだかその歩く様がタルタルのようで微笑ましくもあるのですが、うちの猫にとっては笑い事ではありません。
猫ってのは人見知りなやつが多そうですが、うちのも例に洩れずかなりの人見知りでして、茶の間のコタツで寝ていても、玄関が開いて
「ごめんくださーい。」
なんて聞こえようものなら、ダッシュでコタツから飛び出て2階に駆け上がっていってしまいます。
しかし配達員とかは気になるのか、わざわざ降りて来て遠くからじーっと見てたりすることも・・・wお客と配達の違いがわかるのかもしれません∩( ・ω・)∩カシコイゼ
まあその甥が猫に会いたがって「ニャンニャンニャンニャン」言うので、壁をバンバン叩いて呼んでみました。
(餌の時間に来ないときは階段脇の壁を叩いて呼んでいるのです・・・w口で呼ぶよりよく伝わるんだなこれがww)
すると餌の時間が近いせいか、嬉しそうな足取りで走って階段を降りて来ました。
しかしそこには甥が!w
また「ニャンニャン」と言いながら猫に近づいていく甥。
猫もこの甥を何回か見ているので多少は慣れたのか、それともこの変な生き物(オイ)が気になるのか、サッと逃げずにじりじり下がっていきます。
その時です。
甥が猫に合わせたのか体勢を低くして腹ばいになったかと思うと、猫に向かってこう言ったのです。
「ママ」 と・・・・・・。
・・・・・・・おぃィ?(;°ロ°)
その場に居た一同は一瞬置いた後、爆笑ww
猫は暫らく、なんだかやたらびびった顔をしておりましたが、我に返ったのかスタコラと逃げていきましたとさ┐(´∀`)┌
ちなみに、うちのおかんが教えたらちゃんと猫の名前も呼んでいたんですよ。
甥 「ニャンニャンー」
おかん「ちぃ、って言うんだよー」
甥 「ニャンニャ・・・ちぃ。」
って(笑)鸚鵡返しのようで、まだ意味はわかってないのかもしれないけど。
それなのに何故あの時「ママ」になってしまったのだろう・・・w
いつかこの甥がでかくなった時、まだうちの猫が健在だったら、この話聞かせてやりたいですね(笑)
ちなみに自分は子供は苦手です┐(´ー`)┌見ていると面白いですが、近寄られるとなんだか逃げたくなるんです・・・って、猫と大差ねえじゃんそれ・・・(;´Д`)あんま泣かない甥でヨカタ